介護職員こそInstagramを見てほしい

「来月のレク、何をしよう」——毎月これで頭を悩ませていませんか。

私は、介護に関わる人こそInstagramを見たほうがいいと思っています。SNSというと「若い人のもの」「発信するのは大変そう」と感じるかもしれません。でも、まずは見るだけで十分。それだけで得られるものが、想像以上に大きいのです。

① レクの引き出しが、一気に増える

これが最大の理由です。

Instagramで「#高齢者レク」「#介護レク」と検索すると、全国の事業所が実際にやったレクの写真が出てきます。季節の壁面飾り、手作りの作品、ちょっとしたゲーム——写真で見られるので、説明を読むより早く理解できます。

レクを考えるのは、思っている以上に負担のかかる仕事です。毎月ネタを絞り出し、マンネリを避け、利用者に合う内容を選ぶ。そこにゼロから頭をひねるより、参考になるものを見てから考えるほうが、ずっとラクで質も上がります。

作品づくりのアイデアも豊富です。「こんな作り方があるのか」「この材料なら安く済むな」と、実践的なヒントがすぐ手に入ります。

② 写真が中心だから、雰囲気がいい

これは意外と大事な点です。

文字が中心のSNSで介護を検索すると、どうしてもネガティブな投稿が目に入りやすいです。愚痴、不満、業界批判。もちろん現実の一面ではありますが、疲れているときにそれを浴びると、さらに気持ちが沈みます。

その点Instagramは写真が主役です。介護のアカウントを見ると、利用者さんも職員さんも、とても楽しそうに写っている。作った作品、行事の様子、笑顔。見ていて気持ちが明るくなります。

同じ「介護のSNS」でも、媒体によって流れてくるものがまったく違う——これは知っておいて損はありません。

③ 自分の仕事を、見つめ直すきっかけになる

他の事業所の様子を見ていると、自然とこう思います。「自分のところは、どうだろうか」

あんなに楽しそうにできているだろうか。自分は利用者さんとあんな表情で関われているだろうか。——比べて落ち込むためではありません。「どうすればもっと楽しくなるかな」と考えるきっかけになるのです。

日々の業務に追われていると、自分の仕事を客観的に見る機会はなかなかありません。外の景色を見ることは、「言われた仕事」から「考える仕事」へという視点にもつながります。

④ 「自分も頑張ろう」と思える

Instagramというと、いわゆる”キラキラ系”のイメージがあるかもしれません。私も勝手にそう思っていました。

でも介護のInstagramは、キラキラの中身が違います。利用者さんの笑顔、職員さんの工夫、行事の熱気。「この仕事っていいな」と素直に思える投稿がたくさんあります。

人手不足で、大変なことも多い仕事です。だからこそ、同じ現場で頑張っている人の姿は、確実に力をくれます

⑤ 転職を考えるとき、事業所の雰囲気がわかる

これは私自身はあまり実感がないのですが、転職先を探すときにInstagramを見る人が増えているそうです。

求人票には「アットホームな職場です」と書いてあっても、実際どうかは分かりません。でも、日々の投稿を見れば雰囲気は伝わります。職員がどんな表情をしているか。行事にどれくらい力を入れているか。更新が続いているか。

介護の離職理由でもっとも多いのは、人間関係だと言われます。入ってみないと分からない部分ではありますが、事前に少しでも判断材料を増やせるのは、大きな意味があります。

⑥ そして——「発信できる人」は、貴重な戦力になる

ここからは、見るだけでなく発信する側の話です。

事業所にとって、SNSは今や集客とご家族の満足度に直結するものです。実際、季刊誌を作って印刷して配るより、「Instagram見てください」と伝えるほうが、はるかに手間がかかりません。写真を撮って載せるだけで、ご家族は「今日はこんなことをしたんだ」と知ることができます。

そして介護業界は、職員の年齢層が高めです。だからこそ、SNSを運用できる職員は希少です。

  • 事業所の魅力を、外に伝えられる
  • ご家族に日々の様子を届けられる
  • 求職者に雰囲気を伝え、採用につながる

これは立派な新しい技術であり、事業所にとって貴重な戦力です。給料や評価を上げたいと考えているなら、「SNSができます」は十分な武器になります。

もちろん、投稿には利用者さんの写真の扱いなど、必ず事業所のルールと同意の確認が必要です。そこは慎重に。

まずは見るだけでいい

発信までしなくても構いません。アカウントを作って、「#介護レク」「#高齢者レク」で検索してみる。それだけです。

気に入った事業所をフォローしておけば、レクのアイデアが勝手に流れてくるようになります。ちなみに私も、塗り絵脳トレプリントの紹介を投稿しています。よければ覗いてみてください。

新しいことを始めるのは、体力も気力も使います。私は日々のたんぱく質補給に、手軽なプロテインを取り入れています。


まとめ

  • レクの引き出しが増える。全国の実例が写真で見られ、マンネリと考える負担から解放される。
  • 写真中心だから雰囲気がいい。文字SNSと違い、ネガティブな情報に振り回されにくい。
  • 自分の仕事を見つめ直せる。「どうすればもっと楽しくなるか」を考えるきっかけに。
  • 頑張ろうと思える。同じ現場で奮闘する人の姿は力になる。
  • 転職時に事業所の雰囲気がわかる。離職理由1位の人間関係を、事前に少しでも見極める材料に。
  • 発信できる職員は貴重な戦力。季刊誌より手軽で、集客・家族の満足度・採用に直結する。

※利用者様の写真等を投稿する際は、必ず事業所の規定と本人・ご家族の同意をご確認ください。

スマホを開く5分が、来月のレクを助けてくれるかもしれません。まずは見るところから、始めてみませんか。あなた自身が、あなたの人生を一番素敵にできる人です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました