人生はRPG——スライムを倒してレベルを上げる、それが王道

AI・テクノロジー

RPGゲームをやったことがある方ならわかると思います。最初から魔王のいるラストダンジョンには行けません。まずスライムを倒して、少しずつ経験値を積んで、レベルを上げて、ようやく次のエリアに進める。あれは人生そのものだと、最近よく感じるんです。

経験のないことは、妄想はできても実行できない

私はずっと介護の世界で生きてきました。介護についてはそれなりに語れると思います。でも、それ以外のことについては正直さっぱりです。

「どうやったらもっとお金を稼げるんだろう」「事業を起こすってどういうことなんだろう」——そんなことを考えることはあります。でも、何億ものお金が動くプロジェクト、ゼロから事業を立ち上げる感覚、そういったものが具体的にイメージできないんですよね。頭の中でぼんやりと浮かぶことはあっても、実際の手触りがない。

これは自分が弱いからではなく、人は自分が経験したことしか具体的に思い描けないからだと思っています。妄想はできる。でも「どうやって」という解像度が上がらない。実行なんてもってのほかです。

インターネットやAIのおかげで、調べれば人並み程度には対応できるようになりました。でも、それは「知識として知っている」という話であって、「やれる」とはまた別の話です。

だからこそ、経験のために多くに手を出してみることはいい

一方で、「だから諦める」という話ではありません。むしろ逆で、経験値を積むために、できるだけ多くのことに手を出してみることは大切だと思っています。

RPGで言えば、メインクエストだけやっていてもレベルは上がりにくい。サブクエスト、探索、試行錯誤——そういうことをコツコツ積み重ねてこそ、気づいたら強くなっている。

私自身、介護の仕事をしながら、ブログを書き、AIを使い、少しずつ自分の知らない世界に触れてきました。全部が実になっているかはわかりません。でも、やってみないとわからないことが確実に増えてきた感覚があります。「できる」の枠は、やってみることでしか広がらないのだと感じています。

ワープはないし、強くてニューゲームもない

「もっと若いうちに始めていれば」「あの時に気づいていれば」——そう思うことは誰にでもあると思います。でも残念ながら、人生にはワープも、強くてニューゲームもありません。

今の自分にできることを、確実にこなしていく。それしかないんですよね。焦っても、急いでも、経験していないことはできない。でも、一歩ずつ進めば、確実に進んでいる。それだけは間違いないと思います。

今の仕事をおろそかにしてどこかに飛び込もうとするより、今いる場所でできることを増やしながら、少しずつ自分の輪郭を広げていく。そのほうがずっと確かな道だと感じています。

「もや」に輪郭をつけるには——学ぶは真似るからきている

やりたいことや目指す方向がぼんやりとした「もや」のように浮かんでいるとき、どうすればそこに輪郭がついていくか。

私が一番効果的だと感じているのは、自分より一歩先を歩いている人を真似ることです。

「学ぶ」という言葉は「真似る(まねる)」が語源だという説があります。真似することは恥ずかしいことではなく、成長の本質だと思っています。自分より少し先にいる人の考え方・行動・習慣を観察して、取り入れてみる。それが「もや」に輪郭をつける一番の近道ではないでしょうか。

また、昔の人が残した言葉——故事や四字熟語——には、時代を超えて使える知恵が詰まっています。たとえば「千里の道も一歩から」。大きな目標も、最初の一歩から始まる。シンプルですが、これが全てだと思います。「温故知新」——古いものの中に新しい知恵がある。昔の言葉ほど、何度も磨かれた本質が宿っているものです。

まとめ

  • 人は経験したことしか具体的にイメージできない——だから経験を積み重ねることが全て
  • できることを増やすには、今の場所でコツコツと。ワープも強くてニューゲームもない
  • 経験のために、多くのことに手を出してみることは大切
  • 「もや」に輪郭をつけるには、一歩先を行く人を真似ることが近道
  • 「学ぶ」は「真似る」から——千里の道も一歩から

今日できることを、今日やる。それだけが、確実に前に進む方法だと思います。スライムを倒すことを恥ずかしいと思わないでほしい。そこから全ては始まります。あなた自身が、あなたの人生を一番素敵にできる人です。

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