椅子や車いすに座ったままできる体操プログラムです。目的や動かしたい部位に合わせてメニューをお選びください。
はじめる前に|必ずご確認ください
- 人工股関節・人工膝関節の方、心臓疾患・高血圧の方、骨粗しょう症の方は、事前に医師にご相談ください
- 痛み・めまい・息切れを感じたら、すぐに中止してください
- 車いすの方は、必ずブレーキをかけてから行ってください
- 人工股関節の方:股関節を深く曲げる・内股・足を組む動作は脱臼の恐れがあるため避けてください
無理は禁物です。「少し物足りないくらい」がちょうどいいペースです。
まずは全身を動かしたい方
💪 全身の体操
体全体をまんべんなく動かします。血流改善・体の活性化に。
上半身・下半身でまとめて動かしたい方
🙌 上半身の体操
肩・首・腕・手をまとめて動かします。肩こりや腕の動きが気になる方に。
🦿 下半身の体操
太もも・ふくらはぎ・足首をまとめて動かします。むくみ予防や立ち上がりが気になる方に。
座ってできる体操が向いている方
座位での体操は、転倒の心配がなく、誰でも安全に取り組めるのが最大の利点です。
- 車いすを使用している方
- 立位でのふらつきが心配な方
- 体力に自信がない方、久しぶりに体を動かす方
- 集団レクリエーションで、全員が同じ動きをしたい場面
座位でも、しっかり効果があります
「座ったままでは物足りないのでは」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
- 上半身の筋力維持——腕を上げる、肩を回すだけでも十分な運動です
- 体幹の安定——姿勢を保つ筋肉が働き、座位バランスが改善します
- 下肢のむくみ改善——足首を動かすことで血流が促されます
- 関節の可動域維持——動かさないと関節は固まります。毎日少しずつが効きます
安全に行うための工夫
① 車いすは必ずブレーキを
動作中に車いすが動くと大変危険です。始める前に全員のブレーキを確認してください。深く腰かけ、足が床につく高さが理想です。
② 人工関節のある方に注意
人工股関節を入れている方は、股関節を深く曲げる・内股にする・足を組む動作で脱臼の恐れがあります。事前に確認し、該当する動きは避けてください。
③ 呼吸を止めない
力を入れるときに息を止めると、血圧が上がります。「息を吐きながら」と声をかけると自然に呼吸が続きます。
集団で行うときのコツ
デイサービスなどで行う場合、全員が同じ動きをできる必要はありません。腕が上がらない方は上がるところまで、足が動かない方は足首だけ。「その人ができる範囲でやる」と最初に伝えておくと、参加しやすくなります。
現場の肌感覚として、隣の人と同じようにできないことを気にして、参加をためらう方は少なくありません。比べる場ではないと伝えることが、続く体操教室の秘訣だと感じています。
※持病のある方、痛みのある方は、必ず医師や理学療法士にご相談のうえ行ってください。