日本の風物や昭和の風景など、なつかしさを感じる塗り絵を集めました。印刷してそのままレクにお使いいただけます。すべて無料です。
なぜ「なつかしい風景」の塗り絵なのか
高齢者の方と接していると、昔の話をされているときの表情が、ふっと明るくなる瞬間があります。
昭和の街並み、神社の鳥居、お城、温泉街——こうした風景は、ご高齢の方が実際に過ごしてきた時代そのものです。塗りながら「昔このあたりに住んでいた」「新婚旅行で行った」と、自然に思い出話が始まります。
これは回想法という心理療法の考え方に近いものです。過去の記憶を語ることで、心が安定し、意欲が高まり、認知機能によい影響があるとされています。特別な準備は要りません。塗り絵を1枚置くだけで、会話のきっかけが生まれるのです。
レクリエーションでの使い方
① 塗る前に、まず話してもらう
いきなり「塗ってください」と渡すより、絵を見せながら一言添えると効果的です。
- 「この景色、見覚えありますか?」
- 「昔はこういう街並みでしたか?」
- 「お参りにはよく行かれました?」
ここで話が広がれば、塗り絵を始める前から立派なレクになっています。
② 塗りながらの会話を大切に
色を選ぶ手が止まったとき、「この屋根は何色でしたかね」と聞いてみてください。記憶をたどる時間そのものが、脳への良い刺激になります。
③ 完成後は、飾って共有する
壁に貼り出すと、他の利用者さんとの会話が生まれます。「私の田舎もこんなだった」と、輪が広がっていきます。
こんな方におすすめです
- 昔の話が好きな方——語る糸口として最適です
- 塗り絵に消極的な方——「絵を塗る」より「思い出を語る」入り口なら抵抗が少ない場合があります
- 認知症のある方——古い記憶は比較的保たれやすいとされ、安心して話せる話題になります
- 男性の利用者さん——花や動物より、街並みや城のほうが興味を持たれることがあります
印刷のコツ
- A4サイズで印刷すると、線がはっきりして塗りやすくなります
- 手に力が入りにくい方には、少し太めの色鉛筆やクレヨンがおすすめです
- 細かい部分が難しい方には、「空だけ」「屋根だけ」と部分的に塗ってもらう方法もあります
無理に全部塗り終える必要はありません。途中でも、その方が楽しめた時間が大切です。
日本・なつかしいの塗り絵 一覧
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昭和の街並み

昭和の街並み2

城下町

神社鳥居

お城

日本庭園

出雲大社参道

因幡の白兎

稲佐の浜

塗り絵:かまど

塗り絵:井戸と手押しポンプ

塗り絵:柱時計