🧾 現金(貯金)は“安全”ではない
現金の価値は インフレ(物価上昇) によって確実に目減りします。
つまり、モノの値段が上がると、同じお金で買える量が減っていくということです。
インフレ(物の値段が上がる)= 現金の価値が下がる
たとえば、今100万円の預金があっても、物価が毎年2%ずつ上がれば
10年後の100万円の価値は「約82万円分のモノ」しか買えなくなります。
🌍 世界のインフレ率の推移
IMF(国際通貨基金)の推計によると、
2024年の世界のインフレ率は 5.76% と予測されています。
過去を見ると――
- 1980〜1995年:平均約20%
- 特に1990〜1994年:平均約30%
- 1993年には39.79%という異常な水準を記録
1996年以降は10%以下に落ち着きましたが、
2022年には8.63%まで再び上昇し、
今後も2023〜2029年にかけて平均4.3%程度で推移すると見込まれています。
つまり、世界的には「物価が上がり続けている」のです。
💼 賃金の上昇率よりインフレ率の方が高い
多くの国で、給料の上昇よりも物価の上昇の方が速いため、
“働くだけ”では実質的に貧しくなる傾向があります。
経済学者トマ・ピケティが提唱した法則
r > g(資本収益率 > 経済成長率)
これは「資産を持つ人の富の増えるスピードが、働いて稼ぐ人の所得の伸びより早い」という現実を示しています。
つまり、労働だけに頼ると置いていかれる時代なのです。
🇯🇵 日本だけが取り残されている現実
日本は約30年間、物価がほとんど上がらない「デフレ時代」が続きました。
その間、海外では物価も賃金も上昇。
結果として、世界から見て日本だけが相対的に貧しくなったのです。
🍔 ビッグマック指数(2025年時点)
| 国 | 現地価格 | 円換算価格 |
| スイス | 約1,234円 | 世界一高い |
| アメリカ | 約860円 | |
| 韓国 | 約621円 | |
| 中国 | 約524円 | |
| 日本 | 約459円 | 世界でも安い部類 |
アメリカでビッグマックを買おうとすると倍のお金が必要。
これは「円の購買力=日本の経済力」が弱くなっている証拠です。
💱 日本で暮らしていても無関係ではない理由
「日本で一生暮らすから関係ない」と思うのは危険です。
日本は食料・エネルギーの多くを海外に依存しています。
つまり、日本の経済力(円の価値)が下がると、輸入品の価格がどんどん上がるのです。
例:
- 1ドル=110円の頃 → ビッグマック3ドル=330円
- 1ドル=150円の今 → 同じ3ドルが=450円
円安が進むと、同じモノを買うのにより多くの円が必要になります。
つまり、貯金しかしていない人は「円だけに投資している」のと同じで、
その円の価値が下がれば資産全体が減っていくことになります。
🪙 インフレに強い資産とは
- 株式(企業の成長とともに価値が上がる)
- 不動産(物価上昇とともに資産価値・家賃も上がりやすい)
- コモディティ(金・原油・農産物など、世界共通の価値を持つ資産)
💡 どうやって投資資金を作るか
- 家計簿をつけて収支を把握する
- 無駄な支出を減らす
- コンビニ・サブスク・高額スマホ・不要保険などを見直す
- 収入を増やす
- 資格取得・昇進・転職・副業・ポイ活・不用品販売など
- 余ったお金で投資を始める
📈 投資が報われる理由
世界の株式市場の平均成長率
| 地域 | 年平均リターン | 備考 |
| 米国(S&P500) | 約7〜10% | 世界最強の市場 |
| 世界全体(MSCI World) | 約6〜7% | 安定した成長 |
| 日本(TOPIXなど) | 約3〜5% | ゆるやかに回復中 |
⏳ 投資は「時間」が味方
- 最低 10年、理想は 20年以上
- 長期で見れば経済成長に連動して右肩上がり
- 暴落も時間をかければ吸収できる
複利の力
年7%運用なら――
- 10年後 → 約2倍
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💬 「それでも投資は怖い」という人へ
まずは「ポイント投資」から始めてみましょう。
- 楽天ポイント、dポイント、Ponta、Tポイント などを使って投資信託が買える
- 100ポイント(=100円)からスタート可能
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買い物などで得た84,000ポイントで買った投資信託の額が98,000円になっている。14,000円分お金が増えた(約20%増)。
リスクゼロで投資の仕組みを学ぶには最適な方法です。
✅ まとめ
- インフレは避けられない。
- 現金だけでは「知らないうちに貧しくなる」。
- だからこそ、インフレに強い資産(株・不動産・コモディティ)を持つ。
- 「使わないお金」を10年以上かけて育てる。
- まずはポイント投資などから小さく始めてみる。

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