2024〜2025年にかけて、金(ゴールド)価格は歴史的な急上昇を続けています。
ニュースでも「金が最高値を更新」という言葉をよく見かけますが、今本当に金を買うべきなのでしょうか?
この記事では、金の基本、メリット・デメリット、購入方法、税金の注意点、そして私自身の結論を書きます。
金を購入する方法は「現物」と「ETF」
① 現物(金貨・インゴット・アクセサリー)
- 実物として手元に置ける安心感
- 長期的な価値保存手段
- ただし税金や盗難・紛失リスクがある
② ETF(上場投資信託)
- 証券口座で株のように購入可能
- 保管コストや盗難リスクなし
- 少額から買える
- 株と同じ分離課税(利益の20.315%)、NISA対象なら非課税
→ 金投資としてはETFが圧倒的に手軽で税金面でも有利
金を買うときの税金と注意点
現物の場合
- 売却時は総合課税
- 給与所得と合算され税率が上がる可能性
- 保有期間が5年以内だと、利益の50%が課税対象(短期譲渡)になることも
→ 知らずに買うと「思ったより税金が高くなる」可能性があります
金のアクセサリーは投資向きではない
- 加工費・デザイン料・ブランド料が上乗せされる
- 純度もK18などの場合が多い
→ 同じ重さの金でも、地金価格の2倍くらいになることもある - 売却時はほとんど地金価格でしか買い取ってもらえません
→ 投資目的ならインゴットやETFが無駄なく購入可能
金投資のメリット
- インフレに強い:お金の価値が下がっても、金価格は相対的に上昇しやすい
- 株・債券との相関が低く、分散効果がある
- 世界共通の価値を持つ:通貨危機や金融不安時の安全資産
金投資のデメリット
- 利息・配当がない:持っているだけでは増えない
- 値動きが意外と激しい:安全資産と思っても上下が大きい
- 為替リスクがある:円高になると日本円での価値は下がる
- 現物の管理リスク:盗難・紛失・保険などの手間がかかる
現金化・相続・管理の手間
- 現金化
- 株・ETF:口座で数日で入金
- 債券:満期まで保有、途中売却は市場価格次第
- 現物金:買取店に持ち込む必要、手数料・鑑定費用も発生
- 相続
- 株・債券:口座名義変更、評価計算
- 現物金:保管場所・分割・鑑定など手間
- 複数資産があると、手続きや説明が増える
- 管理コスト
- 複数資産は口座管理、税金計算、保管リスクなどが増える
💡 ポイント:分散はリスク低減に有効だが、管理・現金化の手間もコスト。
私の結論:金は買う必要ない。目を喜ばせたいなら
- 金は資産の中心にはならない
- 株や現金のように成長したり利息を生むわけではない
- 現物は税金・盗難リスクが大きい
- ETFなら便利だが、株式+現金のバランスで十分
- 金は安全資産とはいえ、値動きが激しく心穏やかに持てない
「絶対に持たないべき」という意味ではなく、持つほどの必須資産ではないという結論です。
資産はできるだけスマートに管理する方が、使いやすく、相続もしやすいのです。

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