「収入の何%を投資に回したらいいのか」というテーマで考えてみたいと思います。
20代・30代の手取りはどのくらい?
まず、年代別の手取り(月収)の目安です。
- 20代の手取り:おおよそ20〜23万円前後
年収にすると約250〜280万円ほど。
(新卒〜社会人5年目くらいで個人差があります) - 30代の手取り:おおよそ25〜30万円前後
年収にすると約300〜360万円ほど。
(昇給・転職・役職などで差が広がる時期です)
※平均値はもう少し高いですが、中央値で見るとこのくらいが現実的な数字のようです。
介護職の場合
介護職の場合は手取りがこの水準より低いことも多いです。
夜勤や手当があれば少し上がりますが、月の手取り16万円くらいでしょうか。
手取り16万円での生活を考える
仮に手取り16万円で独身の場合、まずは生活費や貯金・投資をどうするかを考えます。
- 独身なら実家で暮らし、生活費を抑えながら家庭にお金を入れることも考えられます
- 一人暮らしの場合は生活費を抑えつつ、貯金と投資のバランスを工夫する必要があります
手取り16万円で家庭を持ち、子どもを育てるとなると、18歳までの生活費や教育費を考えるとかなりギリギリになります。
実際に計算してみると、爪に火を灯すような生活になってしまうので、収入を増やす手段を考えることが必要です。
貯金と投資の考え方(手取り16万円の場合)
手取り16万円の場合、貯金と投資をそれぞれ5%ずつ(合計10%)を目安にするのが良いと思います。
生活費の半年分が確保できるまでは貯金を優先するのが安心ですが、できるだけ早く投資の世界に身を置くことも大切です。
投資を通して社会やお金の流れを理解することができますし、現実的にインフレが進む今、貯金だけでは資産は目減りしてしまいます。投資はインフレ対策にもなり、お金が増える体験もできます。
私自身、投資を始めてから老後のお金に対する不安がかなり軽くなりました。もちろん、投資は常に増え続けるわけではなく、上下を繰り返しながら長い目で見ると右肩上がりになるのが株式相場です。
上がるときは嬉しいですが、下がると辛く、かなり落ち込むこともあります。これは実際に経験して耐性をつけるしかありません。だからこそ、早く投資の世界に飛び込むことが重要だと私は考えています。
具体例
- 月の手取り:16万円
- 貯金:5% → 月8,000円
- 投資:5% → 月8,000円
生活費の6ヶ月分(約96万円)が貯まったら、貯金分も投資に回すことが可能です。
ボーナスはなかったものと考えて、全て貯金か投資に回すのがいいと思います。ボーナスを当てにした家計管理はしないほうがいいですね。
次回予告
次回の記事では、月の生活費がギリギリで、16,000円も捻出できない場合にどうやって支出を削減するか、その方法を紹介します。
人生は貯金と貯筋が大事!!!
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